四つの手順
日本の名簿がない以上、確認できるのは事業者の書類だけになる
日本にはオンラインカジノを照会できる公的な資料がありません。代わりに読者が自分で開けるものが四つあります。ライセンス番号、対象外の国の一覧、本人確認の条項、出金上限の条項です。どれも無料で、口座の登録も要りません。100社の記録では、この4つのうち埋まっていたのは番号が68社、国の一覧が38社です。
| 事業者 | ライセンス | 本人確認 | 対応通貨 | 対象外の国 | 開く |
|---|---|---|---|---|---|
| Vave | Curaçao Gaming Authority | 金額の記載なし | 6 | リスト未読 | 開く |
| Vave は当サイトの提携先で、この行のリンクは有料掲載です。読者が口座を開くと当サイトに報酬が入ります。並び順は報酬では決まりません。Vave はこのページの集計にも順位づけにも入れていません。同社の対象外の国リストは読めていないため、その欄は「リスト未読」のままです。 | |||||
| Rocketpot | Curacao | US$2,500 | 13 | 34 | |
| DuckDice | Anjouan Gaming Board | 金額の記載なし | 10 | 16 | |
| Empire.io | Anjouan Gaming Board | 2,000 USDT | 未読 | 12 | |
| Metaspins | Curaçao Gaming Authority | 金額の記載なし | 8 | 58 | |
| Rainbet | Anjouan Gaming Board | 金額の記載なし | 9 | 11 | |
| Shuffle | Curaçao Gaming Authority | 金額の記載なし | 6 | 15 | |
| Wild.io | Curaçao Gaming Authority | 金額の記載なし | 12 | 45 | |
| Wolf.bet | Anjouan | 金額の記載なし | 13 | 48 | |
| Bitsler | Curaçao Gaming Authority | 金額の記載なし | 未読 | 1 | |
確認の相手が国から事業者に移る
日本にはオンラインカジノを許可する制度がなく、名簿もありません。ですから読者が国の資料で事業者を照会することはできません。
できないのは照会であって、確認そのものではありません。
事業者は自分について書類を出しています。番号、国の一覧、本人確認の条項、出金上限。どれも事業者が自分で公開したもので、誰でも開けて、口座の登録も要りません。
以下の四つは、どれも数分で終わります。順番に意味はありませんが、一つ目がいちばん短く終わります。
一つ目:番号を発行元の登記で引く
事業者のサイトの下に番号が書かれていたら、それを写します。
見るのは登記の側の記載です。
Curaçao Gaming Authority の番号は cert.cga.cw で引けます。Anjouan Gaming Board の番号は anjouangaming.com の公開登記にあります。どちらも口座の登録なしに開けます。
出てきた記載で三つを見ます。番号が実在するか。名義の会社名が、事業者の名乗る会社名と一致するか。状態が有効のままか。
三つ目で否定的な記載が出ることがあります。100社の記録では5社がそれで、うち3社は同じ番号を出していました。取り消しのページにまとめています。
なお、ライセンスのリンクが登記ではなく事業者自身のサイトを指していることがあります。表の10社では2社がそれでした。その場合、番号を第三者の記載で確かめる道は開いていません。
二つ目:国の一覧を二通りの書き方で探す
規約のなかに、受け付けない国を並べた箇所があります。長い一覧のこともあれば、数行のこともあります。
探す語は二つです。
一つは「Japan」という単語。もう一つは二文字の記号「JP」です。国名を書かず記号だけで並べた一覧があり、単語で検索すると何も出てきません。見つからなかったことを「載っていない」と読むと、そこで判断を誤ります。
見つかった場合、事業者は自分の規約でそう定めているということです。100社のうち一覧を読めたのは38社で、日本の名前があったのは7社でした。名前と一覧の長さは対象外の国のページにあります。
一覧そのものが見つからない場合、それは「受け付ける」ではありません。読めなかったという結果です。
三つ目:本人確認の条項に金額があるかを見る
規約のなかで、見出しに本人確認や身元の確認にあたる語が入った項を開きます。
そのなかで、数字と通貨が並んでいる文を探します。
数字があれば、それが事業者の約束です。その金額を超えたときに書類を求めると書いてあることになります。数字がなければ、金額の約束はありません。事業者の判断で、どの金額でも書類を求められるということです。
100社のうち金額を書いたのは5社でした。残る95社は書いていません。書いていないことは「求めない」ではなく「約束しない」です。5社の内訳は本人確認のページにあります。
ほかの比較サイトの表に金額が入っていたら、その数字がどの項から来たのかを確かめる価値があります。項番号のない数字は、たいてい書類の外から来ています。
四つ目:出金上限に金額と期間が揃っているかを見る
出金の項は、本人確認の項の近くに置かれていることが多くあります。
見るのは、金額と期間が同じ文に並んでいるかです。
片方しかない場合、上限の記載としては使えません。1日あたりなのか1週あたりなのかで、同じ数字の意味が何倍も変わるからです。実例として、1日4,000ユーロと1週7,500ユーロでは、7日ぶんに直すと前者が後者のおよそ4倍になります。
100社のうち上限を書いたのは14社でした。期間は週が6件、月が5件、日が2件、1回の取引あたりが1件です。内訳は出金上限のページにあります。
数字が見つからなければ、上限がないという意味ではありません。紙の上で自分を縛っていないという意味です。
見つからなかったことを、結論に変えない
四つの確認で、いちばん多い結果は「見つからない」です。
見つからないことは、それ自体が記録です。
番号が登記に届かない。一覧が公開されていない。金額が書かれていない。期間がない。どれも読者にとっての材料の欠落で、事業者の長所ではありません。空欄を長所に読み替えたときに、比較表は嘘をつき始めます。
このサイトの表も同じ規則で作っています。「未記載」は書類を読んで数字がなかったこと、「リスト未読」は書類に届いていないこと、「金額の記載なし」は事業者が金額を約束しないと明示していること。三つは別の事実です。書き分けの定義は規約の読み方にあります。
拒否の画面は証拠にならない
事業者のページを開いたときに、利用できないという趣旨の画面が出ることがあります。
これは一覧の代わりにはなりません。
その画面が示すのは、そのとき接続した側について何かが起きたということだけです。日本という市場についての記載ではありませんし、事業者の規約に書かれた条項でもありません。このサイトは、そうした画面を根拠にして市場のことも読者のことも書きません。
読むのは規約です。画面ではありません。
四つのあとに残る質問
四つの確認は、事業者が何を書いたかを教えます。書いていないことは教えません。
そして法律上の結論も教えません。
読者の行為がどう扱われるかは、このサイトの範囲の外です。書けるのは制度の形だけで、それは日本の制度のページにまとめてあります。ギャンブルの問題で困っている場合は、ギャンブラーズ・アノニマス日本が費用のかからない匿名のミーティングを開いています。
よくある質問
日本の役所のサイトで事業者を照会できますか。
ライセンス番号はどこで引きますか。
cert.cga.cw、Anjouan Gaming Board の番号は anjouangaming.com の公開登記です。どちらも口座の登録は要りません。事業者のサイトに書かれた番号ではなく、登記の側の記載を見ます。
Vave
Rocketpot
DuckDice
Empire.io
Metaspins
Rainbet
Shuffle
Wild.io
Wolf.bet
Bitsler