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確認できないという事実

オンラインカジノを許可する制度が日本にないとは、どういうことか

オンラインカジノについて、日本には許可を出す役所がありません。役所がないので名簿もなく、認めた事業者の一覧も、認めない事業者の一覧も存在しません。読者が公的な資料で事業者を照会する道が、はじめから通っていないということです。このページはその形を説明し、100社の記録から代わりに何が残るかを示します。

10社の一覧。各欄はライセンス登記と事業者自身の規約から取っています。空欄は「読めていない」という意味で、「ゼロ」でも「上限なし」でもありません。日本の許可の欄はありません。日本にはオンラインカジノの許可制度そのものがないからです。
事業者ライセンス本人確認対応通貨対象外の国開く
VaveCuraçao Gaming Authority金額の記載なし6リスト未読開く
Vave は当サイトの提携先で、この行のリンクは有料掲載です。読者が口座を開くと当サイトに報酬が入ります。並び順は報酬では決まりません。Vave はこのページの集計にも順位づけにも入れていません。同社の対象外の国リストは読めていないため、その欄は「リスト未読」のままです。
RocketpotCuracaoUS$2,5001334
DuckDiceAnjouan Gaming Board金額の記載なし1016
Empire.ioAnjouan Gaming Board2,000 USDT未読12
MetaspinsCuraçao Gaming Authority金額の記載なし858
RainbetAnjouan Gaming Board金額の記載なし911
ShuffleCuraçao Gaming Authority金額の記載なし615
Wild.ioCuraçao Gaming Authority金額の記載なし1245
Wolf.betAnjouan金額の記載なし1348
BitslerCuraçao Gaming Authority金額の記載なし未読1

許可の区分がないという意味

日本の法制度には、オンラインカジノを対象にした許可の区分がありません。区分がないので、申請を受ける窓口もありません。窓口がないので、審査を通った事業者の名簿もありません。

ここは「厳しい」でも「緩い」でもなく、「存在しない」です。

三つの言葉はよく混ざります。厳しい制度なら、許可の条件が重いということです。緩い制度なら、条件が軽いということです。制度がないというのは、条件そのものが定義されていないという別の話で、読者にとっては確認の道具がないという形で現れます。

隣の国と比べると差が見えます。ポーランドの読者は財務省のページでドメインを打ち込んで、その事業者が名簿に載っているかを十数秒で見られます。日本の読者にはその画面がありません。開くべきアドレスがないからです。

警察庁は捜査する官庁で、許可を出す立場ではない

日本の記事では、この分野の話に警察庁の名前がよく出ます。ただし出てくる文脈は、許可ではなく捜査です。

捜査する役所と、許可を出す役所は別の機能です。

警察庁のサイトを開いても、認められた事業者の一覧は出てきません。そういう一覧を作る根拠がないからです。事業者の側が「警察庁に登録済み」と書くことがあれば、それは登録する制度がない以上、成り立ちません。

このサイトでは警察庁を規制当局とは呼びませんし、何かを許可した、承認した、認可したとも書きません。書けるのは、賭博の事件を捜査する官庁だということだけです。

賭けについて定めているのは刑法

賭けそのものについて定めているのは刑法です。オンラインカジノのための特別な法律ではなく、賭けを扱う一般の規定がそこにあります。

このサイトは条文の番号を書きません。

理由は単純です。第一次資料としての法令を通して読む体制をこのサイトは持っていません。持っていないのに他人の記事から番号を写せば、確かめていない数字を自分の言葉として出すことになります。数字の捏造と、写した番号のあいだに実質的な差はありません。

同じ理由で、罰金の金額も、刑の重さも書きません。それらは条文の読み方と個々の事件の事情で決まるもので、比較サイトが表に入れて済む種類の数字ではありません。書かないことは、話を避けているのではなく、確かめていないことを確かめたふりで埋めないという判断です。

20歳という線

日本の成年年齢は2022年に18歳へ下がりました。賭けに関わる年齢の線は、そのときも20歳のまま残りました。

このサイトは20歳未満の読者を対象にしていません。

事業者の側にも年齢の条項があります。ただしそれは事業者が自分の規約に書いた条件で、日本の線とは別のものです。二つが一致するとは限らず、どちらか一方だけを見て判断できるものでもありません。

このサイトが法律の結論を出さない理由

読者からいちばん多い形の問いは、自分の行為がどうなるのかというものです。そこにこのサイトは答えません。

判定は比較サイトの仕事ではないからです。

答えられるのは制度の形だけです。オンラインカジノの許可制度が日本にないこと。このサイトが比較する事業者が日本の許可を持っていないこと。持ちようがないこと。賭けについて定めているのが刑法であること。この四つは確かめられる事実で、法律上の結論ではありません。

逆向きの断定もしません。読者個人にとって違法だと書くことも、法律の適用について書くことも、このサイトの範囲の外です。断定を並べたページは読みやすく見えますが、読みやすさは正しさとは別のものです。

確認できないときに、何が残るか

公的な照会先がないと分かったあとで、何もできないわけではありません。確認の対象が国から事業者へ移るだけです。

事業者は自分について、五つの書類を公開しています。

ライセンス番号と、その発行元。対応する通貨の一覧。出金の上限。本人確認をいつ求めるかの条項。そして受け付けない国の一覧。どれも事業者自身が書いたもので、誰でも開けます。100社の記録では、番号が68社、国の一覧が38社、通貨が30社、出金上限が14社、本人確認の金額が5社で埋まりました。

書いた事業者と書かない事業者の差は、そのまま読者が持てる材料の差です。何をどこで開くかは自分で確認するページに手順で書き、書類の読み方そのものは規約の読み方にまとめています。

日本の名前が事業者の側の文書に出るとき

制度の側に名簿がない一方で、事業者の側の文書に日本の名前が出ることはあります。受け付けない国の一覧です。

読めた38社のうち7社が日本を挙げていました。

これは日本の法律が事業者を締め出した記録ではなく、事業者が自分で日本の口座を断ると書いた記録です。方向が逆で、しかも読者にとっては実害が出やすい側です。口座は開けても、出金の段で止まることがあるからです。

7社の名前とリストの長さは対象外の国のページに、同じ番号で動くブランドのあいだで答えが割れる話は運営会社のページにあります。

よくある質問

オンラインカジノを許可する役所は日本にありますか。
ありません。この分野に対する許可の区分そのものが日本には置かれていません。区分がないので、申請を受ける窓口も、審査を通した事業者の名簿もありません。事業者を照会できる公的な画面は存在しないということです。
警察庁は事業者を許可したり登録したりしていますか。
していません。警察庁は賭博の事件を捜査する官庁で、オンラインカジノを許可する立場にはありません。捜査する側と許可を出す側は別の役割で、日本には後者がありません。このサイトのどこでも警察庁を規制当局とは呼びません。
海外のライセンスがあれば日本で認められたことになりますか。
なりません。日本にその許可の区分がないので、置き換える先がありません。Curaçao や Anjouan の登記が答えるのは、発行した機関がその登記を今も保っているかという一点だけです。番号の中身はライセンス番号のページで開いています。
何歳から利用できますか。
このサイトは20歳未満の読者を対象にしていません。成年年齢は2022年に18歳へ下がりましたが、賭けに関わる年齢の線は20歳のままです。事業者が自分の規約に書く年齢条件はこれとは別のもので、事業者ごとに違います。
このサイトは法律の結論を出しますか。
出しません。読者の行為が違法かどうかを判定するのは比較サイトの仕事ではありませんし、そこに答えるだけの資格もありません。書けるのは制度の形だけです。すなわち、許可制度がないこと、比較している事業者が日本の許可を持っていないこと、賭けについて定めているのが刑法であることの三つです。
条文の番号を書かないのはなぜですか。
他人の記事から拾った番号を写すと、確かめていない数字を自分の言葉として出すことになるからです。このサイトは第一次資料としての法令を読み込む体制を持っていません。ですから法律の名前は書き、番号は書きません。同じ理由で、罰金の金額も書きません。

書いたのは kasoutsuka-casino 編集部

事業者の規約とライセンス登記を読む 更新 2026年9月3日