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6つの枠、5つの官庁

枠のある賭けは6つ。そこに名前のない賭けが、このサイトの対象になる

日本で賭けが枠として成り立っているものを数えると6つで、6つとも根拠になる法律の名前があり、所管する官庁が5つに分かれ、実施できる主体まで決まっています。オンラインカジノにはその3つがどれもありません。だから読めるのは事業者の書類だけになります。

名前のある賭けと、名前のない賭け

日本の賭けを調べると、性質の違う二種類が同じ検索結果に並びます。根拠になる法律の名前を持っているものと、持っていないものです。

この違いは、好みや印象の問題ではありません。書類があるかないかの問題です。

枠として成り立っている賭けには、必ず個別の法律がついています。その法律には名前があり、所管する官庁があり、誰が実施できるかまで決まっています。数えると6つです。

6つの枠と、その根拠になる法律

賭けの種類根拠になる法律所管
競馬競馬法農林水産省
競輪自転車競技法経済産業省
オートレース小型自動車競走法経済産業省
競艇モーターボート競走法国土交通省
宝くじ当せん金付証票法総務省
スポーツ振興くじスポーツ振興投票の実施等に関する法律文部科学省

前の4つは公営競技と呼ばれ、実施するのは地方公共団体などです。民間の会社が自分の判断で始められる形にはなっていません。

宝くじとスポーツ振興くじは、券を売る仕組みという点で競技とは形が違いますが、法律の名前と所管官庁を持つ点では同じです。

6つの枠に対して、官庁は5つ。一つの窓口がまとめて見ているわけではありません。

枠が別々に作られたことが、この分かれ方に表れています。まとめて一本の法律で許したのではなく、種類ごとに一つずつ作られてきた、という形です。

年齢の線は3通りに割れる

同じ「枠のある賭け」でも、年齢の扱いは揃っていません。

競馬・競輪・オートレース・競艇の4つでは、20歳未満の購入が禁じられています。スポーツ振興くじは19歳未満です。宝くじには年齢の線がありません。

同じ国の同じ「認められた枠」の内側で、線が3本あります。

このサイト自体は20歳未満の読者を対象にしていません。日本側の年齢の線と、事業者が自分の規約に書く年齢条件が別物であることは日本の制度のページに書きました。

統合型リゾートは7つ目の枠ではない

「日本でもカジノが認められた」という言い方を見かけますが、指しているのは統合型リゾートの制度です。

これは陸上の施設を前提にした枠組みで、監督のためにカジノ管理委員会という機関が置かれています。区域の指定、事業者の免許、入場の扱いまで、建物があることを前提に組み立てられています。

オンラインで提供される賭けは、その枠組みの対象ではありません。

つまり枠が7つになったのではなく、建物の中の話が一つ増えた、というのが正確なところです。オンラインカジノを許可する区分は、いまも日本にありません。

10社の一覧。各欄はライセンス登記と事業者自身の規約から取っています。空欄は「読めていない」という意味で、「ゼロ」でも「上限なし」でもありません。日本の許可の欄はありません。日本にはオンラインカジノの許可制度そのものがないからです。
事業者ライセンス本人確認対応通貨対象外の国開く
VaveCuraçao Gaming Authority金額の記載なし6リスト未読開く
RocketpotCuracaoUS$2,5001334
DuckDiceAnjouan Gaming Board金額の記載なし1016
Empire.ioAnjouan Gaming Board2,000 USDT未読12
MetaspinsCuraçao Gaming Authority金額の記載なし858
RainbetAnjouan Gaming Board金額の記載なし911
ShuffleCuraçao Gaming Authority金額の記載なし615
Wild.ioCuraçao Gaming Authority金額の記載なし1245
Wolf.betAnjouan金額の記載なし1348
BitslerCuraçao Gaming Authority金額の記載なし未読1

Vave は当サイトの提携先で、この行のリンクは有料掲載です。読者が口座を開くと当サイトに報酬が入ります。並び順は報酬では決まりません。Vave はこのページの集計にも順位づけにも入れていません。同社の対象外の国リストは読めていないため、その欄は「リスト未読」のままです。

6つの枠が持っていて、仮想通貨カジノが持っていない3つ

ここまでの6つには、共通する3点があります。

一つ目は、根拠になる法律の名前があること。二つ目は、所管する官庁があること。三つ目は、実施できる主体が決まっていること。

オンラインカジノには、この3つがどれもありません。

だから「日本の許可を受けている」という説明は、その形では成立しません。受ける先の区分そのものが存在しないからです。事業者が示せるのは別の国の登記に載った番号で、私たちが読んだ100社の記録では、番号を出しているのが68社、番号の種類は53種類でした。番号が何を証明し、何を証明しないかはライセンス番号のページにまとめています。

日本側に照会先がない以上、確かめられるのは事業者の書類だけになります。

このページに条文の番号がない理由

賭けそのものについて定めているのは刑法ですが、このサイトは条文の番号を書きません。罰の重さも、法律の制定年も書きません。

理由は一つです。法令を第一次資料として通して読む体制を、このサイトは持っていません。持たないまま他人の記事から番号を写せば、確かめていない数字を自分の言葉として出すことになります。写した番号と作った番号のあいだに、読者にとっての差はありません。

書かないことは、話を避けることとは別です。

同じ基準で、このサイトは6つの枠の外側にあるものについて、合法とも違法とも書きません。書けるのは、どこに何という書類があるかまでです。判断の基準は規約の読み方に、日本側の制度そのものの説明は日本の制度のページにあります。

枠がないときに、読者に残るもの

枠のある賭けなら、確認の相手は国の側にあります。所管官庁があり、実施主体が決まっているからです。

枠のない賭けでは、確認の相手が事業者の側に移ります。読めるのは、その事業者が自分で公開した規約と、別の国の登記に載った記載だけです。

相手が変わるので、確認の手順も変わります。

そのために何を、どの順番で開くかは自分で確認するページに、番号を引いた結果が何通りに割れるかは照会の結果のページにまとめました。

よくある質問

日本で枠として成り立っている賭けはいくつありますか。
6つです。競馬法による競馬、自転車競技法による競輪、小型自動車競走法によるオートレース、モーターボート競走法による競艇、当せん金付証票法による宝くじ、そしてスポーツ振興投票の実施等に関する法律によるスポーツ振興くじ。6つとも根拠になる法律の名前があり、所管する官庁が決まっています。
所管官庁はいくつに分かれていますか。
5つです。競馬は農林水産省、競輪とオートレースは経済産業省、競艇は国土交通省、宝くじは総務省、スポーツ振興くじは文部科学省。一つの官庁がまとめて見ているのではなく、枠ごとに別々の官庁がついています。
年齢の線は6つとも同じですか。
3通りに分かれます。競馬・競輪・オートレース・競艇の4つは20歳未満の購入が禁じられ、スポーツ振興くじは19歳未満、宝くじには年齢の線がありません。このサイト自体は20歳未満の読者を対象にしていません。
統合型リゾートのカジノはこの6つに入りますか。
入りません。統合型リゾートは陸上の施設を前提にした別の枠組みで、監督にはカジノ管理委員会が置かれています。オンラインで提供される賭けはその枠組みの対象ではなく、7つ目の枠ができたわけでもありません。
このページに条文の番号が書かれていないのはなぜですか。
法令を第一次資料として通して読む体制をこのサイトが持っていないからです。持たないまま他人の記事から番号を写せば、確かめていない数字を自分の言葉で出すことになります。同じ理由で、罰の重さも制定年も書きません。書けるのは、法律の名前と所管官庁と枠の数え方までです。

書いたのは kasoutsuka-casino 編集部

事業者の規約とライセンス登記を読む 更新 2026年9月3日