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はじめての入金

入金までの手順を、規約の確認から少額の送金まで順に追う

アカウントを作ってコインを送るだけに見えても、その前に確かめたい条項や、送金で取り返しのつかない選択がいくつもあります。規約を読むところから自分の上限を決めるところまで、8つのステップで説明します。

入金までの手順は、アカウントを作ってコインを送るだけの短い作業に見えます。ところが、その途中には「どのネットワークで送るか」「最低額はいくらか」のように、一度送ってしまうとやり直せない選択がいくつも含まれています。

この記事では、何も用意していない状態から最初の入金を終えるまでを、8つのステップに分けて順に説明します。例に挙げる条項は、各社の規約を2026年9月2日に読んだものです(Vaveのみ2026年8月25日)。

  1. 銀行口座のお金
  2. 取引所円で仮想通貨を買う
  3. 自分のウォレット受け取りと送り出し
  4. ネットワーク送り先と同じものを選ぶ
  5. カジノの入金アドレス最低額と対応ネットワークを確認
円が仮想通貨になってカジノに届くまでの道筋。出金は同じ道を逆にたどります。送り先と受け取り側で同じネットワークを選ぶのが前提です。

入金までの手順の全体像

先に流れ全体を見ておくと、いま自分がどこにいるのかを見失いません。

  1. 規約を読み、五つの点を確かめる
  2. メールアドレスでアカウントを作る
  3. ウォレットを用意する
  4. 取引所でコインを買う
  5. 送るネットワークを決める
  6. 入金アドレスを控える
  7. 最低額を確かめ、少額から送る
  8. 自分で使う金額の上限を決める

登録より先に規約を読む順番にしているのは、入金したあとで条件を知っても、お金を引き戻すのが難しいからです。

ステップ1:規約を読み、五つの点を確かめる

最初にするのは、登録ボタンを押すことではなく、利用規約を開くことです。規約へのリンクは、たいていページの一番下に「Terms and Conditions」「Terms of Service」といった名前で置かれています。翻訳版が用意されていても、条項番号の付いた英語の版と見比べておくと、あとで問い合わせるときに番号で話ができます。ランキングの評価にも使っている次の五つの点を、条項番号と一緒に探してください。

  • 本人確認の条項があるか:規約の中の「KYC」「verification」といった言葉が目印です。
  • 確認が始まる時点が書かれているか:Rainbetは第20.1項で出金のときとし、Bitcasino.ioは第3.13項・第6.6項で条件に当たったときとしています。
  • 金額が書かれているか:Bitcasino.ioは2,500ユーロ相当(第6.6項)、Rocketpotは2,000〜2,500米ドル(第11.4項・第12.4項)を挙げています。
  • 書類の提出期限があるか:Vaveは14日(第8.7項)、Rocketpotは30暦日(第12.2項)、Metaspinsは30日(第9.10項)、Wild Fortuneは2週間(第8.4項・第9.3項)です。Rainbetは第20.1項で、書類の求めに応じる期限を72時間としています。
  • 登記簿にカジノ自身のドメインが載っているか:キュラソーの証明書はcert.cga.cwでドメイン名か会社名から探せます。2026年9月12日の照会では、Vaveの証明書(OGL/2024/1676/0905)に載っていたドメインはvavegame.comでした。

五つの点の探し方は、入金前に自分で確かめる方法をまとめたページで一つずつ説明しています。

ステップ2:メールアドレスでアカウントを作る

登録に求められる情報は会社によって違いますが、多くはメールアドレスから始まります。Rainbetはトップページで、アカウント作成に必要なのはメールアドレスだけだと説明しています。Metaspinsの登録画面はメールアドレスとパスワード、Rocketpotもメールアドレスでの登録です。Vaveの登録画面(2026年8月24日)には、ニックネーム、メールアドレス、パスワードの欄が並んでいました。

登録の時点で確認が求められないとしても、あとから求められることは規約に書かれています。Wild Fortuneは第2.7項で、BTCで遊ぶ場合には先に本人確認を済ませるよう定めています。Bitcasino.ioは払い出しの前にメールアドレスの確認を求め、Wolfbetは第15条第1段で払い出しの前にメールの確認と二段階認証の設定を求めています。

登録を終えたら、二段階認証をすぐに設定しておきましょう。あわせて、規約が挙げる書類(Wild Fortuneの規約では、パスポートや運転免許証、住所を確認できる書類)を手元にそろえておくと、確認を求められたときに期限内に対応できます。確認の時点や書類の違いは本人確認の条項を会社ごとに比べたページで詳しく扱っています。

ステップ3:ウォレットを用意する

コインの置き場所には、取引所の口座と、自分で管理するウォレットの二つがあります。取引所の口座は手軽ですが、コインの管理は取引所に任せる形になります。自分で管理するウォレットは、復元用のフレーズ(シードフレーズ)を自分で保管する代わりに、送金先を自由に選べます。

どちらを使うにしても、復元用のフレーズや秘密鍵は紙に書いてオフラインで保管し、誰にも伝えないでください。サポートを名乗る相手から聞かれても、教える必要はありません。

ウォレットを選ぶときは、払い出しをどこで受け取るかも考えておきます。Rocketpotの第11.1項のように、出金は入金と同じウォレットへ戻すと定めている規約があるからです。入金に使ったアドレスで、そのまま払い出しを受け取れる形にしておくと迷いません。

ステップ4:取引所でコインを買う

円からコインへの両替は、円で入金できる暗号資産の取引所で行います。取引所の口座を開くときには、取引所自身の本人確認が必要になるのが一般的です。カジノの確認とは別の手続きなので、時間に余裕をもって進めてください。

買うコインは、カジノの入金画面に載っているものから選びます。BTCは価格とともに円での価値が動き、USDTは米ドルとの連動を目指すコインです。どちらを選ぶかの考え方はBTC・USDT・ETHの違いを並べたページを参考にしてください。

購入するときは、表示された価格と、実際に受け取る枚数を見比べます。販売所形式では、売値と買値の差が費用として上乗せされていることがあります。円とコインのあいだで差額が生じる場所は、円とコインの行き来を追った記事で詳しく説明しています。

取引所から外へ送るときの画面

買ったコインを外部のアドレスへ送るとき、取引所によっては送付先を事前に登録する手順があります。送り先が自分のウォレットなのか、事業者のアドレスなのかを選ぶ欄や、受取人の情報を入力する欄が出てくることもあります。表示される項目には正確に答え、わからない項目は取引所のヘルプで意味を確かめてから進めてください。

送付先の登録には、確認のメールや二段階認証の入力が必要になる場合があります。入金したい当日に慌てないよう、コインを買った段階で送付先の登録まで済ませておくと手順がスムーズです。

ステップ5:送るネットワークを決める

コインを送る前に、どのブロックチェーンを通すかを決めます。USDTはイーサリアム上とTRON上の両方に発行されていて、Rocketpotの規約(第7.1項・第10.1項)の通貨一覧でも二つの行に分かれています。

  1. 本人確認の条項規約に確認の条項がある
  2. 確認の時点登録時・出金時・条件に当たったとき
  3. 金額確認が始まる金額が書いてある
  4. 書類の期限提出までの日数が書いてある
  5. 登記簿とドメイン発行元の登記にカジノ自身のドメインが載る
比較表の点数になる5つの確認。どれも入金の前に規約と登記簿で自分でも確かめられます。

選ぶときの条件は三つです。カジノの入金画面にそのネットワークがあること、取引所やウォレットの送金画面にも同じネットワークがあること、そして手数料を払うためのコイン(イーサリアムならETH、TRONならTRX)が手元にあることです。費用の違いはネットワークと手数料の関係を整理したページにまとめています。

ステップ6:入金アドレスを控える

カジノの入金画面でコインとネットワークを選ぶと、入金用のアドレスが表示されます。コピー機能を使って貼り付け、貼り付けたあとで先頭と末尾の数文字が画面の表示と一致しているかを目で確かめてください。スマートフォンのウォレットから送る場合は、入金画面に表示されるQRコードを読み取る方法もあります。その場合も、読み取ったあとのネットワーク名とアドレスの両端を同じように見比べます。

XRPやTONのように、アドレスとは別にタグやメモの入力を求めるコインもあります。その欄が表示されたら、アドレスと一緒に必ず写します。空欄のまま送ると、コインが届いても自分の残高に結び付かないことがあります。

ステップ7:最低額を確かめ、少額から送る

送る額を決める前に、最低入金額を確かめます。Rocketpotは第10.2項で0.001 BTCを下回る入金は失われるとし、Bitcasino.ioは第5項で通貨ごとの最低額を下回る入金を無効としています。Wild Fortuneの最低入金額は第10.4項で20ユーロです。反対に、Wolfbetは第14条第6段で1回の入金を50,000米ドルまでとしています。

初めての経路では、最低額を上回る少額をまず1回だけ送ります。取引所の手数料が差し引かれて着金額が減ることがあるので、最低額ぎりぎりは避けてください。残高に反映されたのを確かめてから、同じ設定のまま残りを送ります。

入金したお金は、すぐに同じ額を引き戻せるとは限りません。Vaveの第8.11項は、入金額をカジノとライブカジノで3倍、スポーツで1倍賭けてから出金するよう求めています。遊ぶ予定のない額までまとめて入れないことも、入金額を決めるときの大事な基準です。

送ったあとに確かめること

送金を確定すると、取引所やウォレットの履歴に送金の記録(TX ID)が表示されます。この記録を控えておけば、ブロックチェーン上で取引がどこまで進んでいるかを自分で追えます。

カジノは、決められた回数の承認を見届けてから入金を残高に反映させます。Rocketpotの第10.5項は承認1回、Bitcasino.ioの第6.1項は承認3回という数字を挙げています。承認が進んでいるのに残高に反映されない場合は、次の順に見直してください。

  1. 選んだネットワークが、入金画面の表示と同じだったか
  2. タグやメモが必要なコインで、その欄を正しく入力したか
  3. 着金額が最低入金額を上回っていたか

どれにも当てはまらないときは、TX ID、日時、金額、コイン名、ネットワーク名をまとめてサポートに伝えます。情報がそろっていると、問い合わせのやり取りが少なくて済みます。

ステップ8:自分で使う金額の上限を決める

最後のステップは、遊び始める前に自分のルールを決めることです。次のような上限を、数字で書き出しておくと守りやすくなります。

  • 1日、1週間、1か月に入金する額の上限
  • 一度に遊ぶ時間の長さ
  • 負けが続いたときにやめる基準
  • 勝ったときに払い出す額の目安

払い出しの目安を決めるときは、運営会社の側にも期間ごとの上限があることを思い出してください。各社の条項は日・週・月の出金上限を並べたページで比べています。

賭けの結果を取り戻そうとして入金を重ねるのは、上限を決めていないときに起きやすい行動です。入金の記録(日付、金額、コイン、送金の記録であるTX ID)を残しておくと、使った額を冷静に振り返れます。遊び方をコントロールしにくいと感じたら、ギャンブラーズ・アノニマスのような、匿名で参加できる自助グループに相談する方法もあります。

入金までの手順で起きやすいつまずき

最後に、初めての入金で起こりやすい行き違いをまとめておきます。

  • ネットワークの選び間違い:送る側と受け取る側でネットワークが違うと、残高に反映されず取り戻せないことがあります。
  • タグやメモの入れ忘れ:共有のアドレスに届いても、誰の入金か判別できません。
  • 最低額の割り込み:手数料が引かれて最低額を下回ると、入金が失われたり無効になったりします。
  • 手数料用のコイン不足:イーサリアム版のUSDTを送るのにETHがないと、送金自体ができません。
  • 払い出しの条件を知らずに入金:入金額の賭け条件や本人確認の期限は、入金前に読んでおくべき条項です。

よくある質問

登録の前に規約を読む必要は本当にありますか?
入金したあとで条件を知っても、お金を引き戻すのは簡単ではありません。Vaveの第8.11項のように入金額を一定の倍数賭けてから出金する決まりや、Rocketpotの第12.2項のように書類の期限を30暦日とする決まりは、規約を開かなければわかりません。五つの点だけでも、入金の前に条項番号と一緒に控えておきましょう。
取引所の口座から直接カジノへ送ってもかまいませんか?
送ること自体はできますが、払い出しの受け取り方まで考えて決めてください。Rocketpotの第11.1項のように、出金を入金と同じウォレットへ戻すと定めている規約があります。取引所で受け取りたいなら、その取引所が同じコインとネットワークの入金に対応しているかも確かめておくと、戻り道で迷いません。
最初の入金はいくらから始めればよいですか?
カジノの最低入金額を上回り、手数料を引いても下回らない少額から始めるのが基本です。Rocketpotは0.001BTC(第10.2項)、WildFortuneは20ユーロ(第10.4項)を最低額としています。入金までの手順を一度通して確かめてから、あらかじめ決めた自分の上限の範囲で追加してください。
本人確認の書類はいつ用意すればよいですか?
入金する前に用意しておくと、確認を求められたときに期限に間に合わせやすくなります。Vaveは14日(第8.7項)、Metaspinsは30日(第9.10項)、Rainbetは72時間(第20.1項)と、求められてからの期限が決まっています。規約が挙げる書類の種類を確かめ、有効期限の切れていないものを手元にそろえておきましょう。

書いたのは kasoutsuka-casino 編集部

規約の条項と登記簿を読み、お金の流れを追う 更新日 2026年9月16日